インプラント歯科治療の日々-実際にインプラントをしてみての感想-

予約していた医院に行く。エントランスの内装からして、保険医療を中心にする歯科医院に比較するともお金をかけているように思う。ところが、スリッパが見あたらない。スリッパの数をけちっているとは思えないのだが、、、それとも掃除が行き届いているのでスリッパなど不要ということか？

受付に入ってみると、ほかの患者はスリッパを履いている。しかし、私の家よりもよっぽど掃除が行き届いているような感じなので、全く気にならないものの、みんなが履いているので、帰る患者を追ってそのスリッパをいただくことを目論む。しかし、その患者のスリッパはマシンの中に吸い込まれていった。スリッパを自動的に紫外線殺菌するマシンが完備されており、スリッパはその中にあったのだ。私はそのマシンの存在に気がつかずにスリッパがないと思いこんでいたという訳だ。その患者にスリッパはどうしたら得られるか尋ねると、そのマシンの上にあるボタンを押せばよいことを教えてくれる。早速、そのボタンを押すとスリッパがビヨーンという感じでマシンから出てきた。ようやくスリッパを履くとことができました。金持ちの行く歯医者は庶民に私にとっては驚くことばかりです。

スリッパを手に入れてしばらくすると歯科衛生士の方に呼ばれ、レントゲンを撮る。そして、そのまま診察台に移動する。診察台の前には液晶モニタがあり、名前をクリックをすると先ほど撮られたレントゲン写真が表示され、レントゲンを確認した上で、歯が抜けた経緯などの問診を受ける。そして、インプラントならばブリッジのように隣の歯を削る必要がないので、残った歯を大事にすることにつながるなどの簡単な説明を受ける。そして、どのような治療になるのかの詳しくはドクターと相談することになるが、抜けた歯は１本の場合でも２本のインプラントにする場合があることや、サイナスリフトするかどうかのぎりぎりの線であることを説明される。そして、歯周病などになっていないか歯茎の状態を調べるということで、少しちくちくするの検査をされる。それが、終わったところでうがいをしていると医師が登場する。

医師は登場するや、レントゲンを見て、これはサイナスで１本だなという。すぐＣＴとアナログレントゲンを撮って持ってくるように指示を残して行ってしまいます。レントゲンの準備ができるまで少し控え室にいるよういわれ、しばらくすると再度レントゲン室に案内されます。

まず、ＣＴからということでＣＴの撮影の準備をしていると医師が「まだか？」というように飛び込んできます。ＣＴはいいからレントゲンを先にするようにという指示を残して去っていきます。ずいぶんとあわただしい先生だなぁという感じを受けます。結局、レントゲンだけとって先生の説明に入りますが、気になっている費用面を尋ねると２５万で、サイナスもやるのでプラス５万円ということだ。もっと高いところはいくらでもあるが、料金が高い方が安心ならばそちらに行きなさいということを言われる。

また、サイナスの手術の内容について伺うと親知らずを抜いてそこから骨をとり患部に注入することを予定しており時間にして２０分から３０分の手術なので、それほど大げさに考えてもらう必要はないとのこと。抜歯は避けて欲しいというと簡単にＯＫされる。他に質問がなければ、手術の日の決めて帰りなさいということだ。平日は休めないので、翌月を希望すると１ヶ月も先になると憶えてられないから、すぐにしなさいと言われる。憶えてられないとは？と言う気もするが、とりあえず、平日休みを調整してみて、週明けに連絡することにして、その場は帰ることにする。

４月中の平日はなかなか都合が付かずので、４月中の手術は断ることにした。電話でその旨を伝え、ＣＴについて相談をし、連休中にＣＴを撮って翌週に手術をしてもらうことを予定する。